jsss_top04.jpg

挨拶

新会長挨拶

スポーツ社会学の新たな展望を拓くために

会長 菊 幸一(筑波大学)

 2015年度で25周年、四半世紀の歴史を刻む本学会の会長に就任することとなり、身の引き締まる思いです。これまでの歴代会長職は社会学プロパーの重鎮によって、文字通り重石がかかった役割が担われており、この四半世紀の学会活動を導いていただきました。それに比して、体育学を土台としてきた者が会長職としてどの程度の力が発揮できるのか、はなはだ心もとないところもありますが、何はともあれ400名余の会員の皆さんに支えられてポスト四半世紀のスポーツ社会学の展望を切り拓いていくために努力していきたいと思います。
 当面、学会内外の動きは、2020年の東京オリ・パラ開催に向けたスポーツと社会の構造変動に対応して巨視的にも、微視的にも方向づけられると思いますが、そこには文化としてのスポーツやスポーツと組織・制度をめぐって社会学的な思考や展望が必要とされる課題が山積しています。その際、体育学的なハビトゥスを相対化しつつ、この知の伝統から蓄積された成果を批判的に検討しながら、社会学的なハビトゥスといかに対峙し協働していくのかが問われます。現実の諸問題に対する「スポーツ社会学」独自の視点が、ますます必要とされています。それと同時に、学会自体のガバナンスや社会的信頼を高める努力も必要とされることでしょう。
 スポーツ社会学の新たな展望を拓くために、会員の皆さんとともに小さな一歩を踏み出していきたいと思います。よろしくお願いします。

新理事長挨拶

成熟時代のスポーツ社会学

理事長 杉本厚夫(関西大学)

 この度、理事長を拝命しました。2015-16年度の2年間、皆様のご支援を賜り、微力ながら学会運営に尽力をいたす所存でございます。
さて、来年2016年に日本スポーツ社会学会は25年、四半世紀を迎えます。創設から関わっている者としては、隔世の感があります。この間、日本は大きな自然災害に見舞われ、安全安心社会の構築が緊急課題となりました。また、2005年から始まった人口減少は、われわれに成長時代から成熟時代への価値観の転換を迫ってきています。さらに、グローバル化が急速に進み、その対応への戸惑いが更なる経済・文化における歪を生んでいることは否めません。このような社会的変化に対して、スポーツ社会学は何を明らかにし、何を提案してきたでしょうか。今一度、学会員の皆さんと考えていきたいと思います。
 そこで、研究誌の電子ジャーナル化、研究誌への投稿を促進するための常時受け付け、会計年度の変更、韓国スポーツ社会学会をはじめとする海外の学会との連携の在り方、若手研究者の研究推進への支援の在り方、研究倫理規定の検討など、前理事会から引き継いだ改革を進めるとともに、新しい試みとして、情報環境の充実と学会の教育的機能の強化に努めてまいりたいと思います。
 このように、これからの学会の方向性を決めて行く上では、大変重要な時期に差し掛かっていると認識しております。現在、25周年の記念誌を作成していただいておりますが、過去を振り返り、未来を見据えていく2年間にしたいと思っております。何卒、よろしくお願いいたします。

組織

日本スポーツ社会学会 役員一覧(2015~2016年度)


  会 長 ……… 菊幸一

  理 事 長 ……… 杉本厚夫

  理 事 ……… 石岡丈昇、石坂友司、倉島哲、後藤貴浩、坂なつこ、清水諭、高峰修、
          リー・トンプソン、中江桂子、松尾哲矢、松田恵示、水上博司、山下高行

  監 事 ……… 内海和雄、黒田勇

  顧 問 ……… 池井 望、井上 俊、亀山佳明、佐伯年詩雄、森川貞夫

日本スポーツ社会学会 委員会委員一覧(2015~2016年度)

  事 務 局 ……… ○坂なつこ、高尾将幸


  編集委員会 ……… 〇山下高行中江桂子松田恵示、海老島均、橋本純一、
            有元健、小林勉

  研究委員会 ……… 〇リー・トンプソン石岡丈昇水上博司倉島哲、高尾将幸、松島剛史

  国際交流委員会 ……… 〇松田恵示清水諭後藤貴浩

  広報委員会 ……… 〇高峰修松尾哲矢、谷口勇一

  電子ジャーナル ……… 〇石坂友司松尾哲矢、迫俊道、原祐一、渡正、 
              ワーキンググループ:植田俊、山崎貴史、金子史弥

 ※〇印は、各委員会の長。太字は理事

日本スポーツ社会学会 役員一覧(2013~2014年度)


  会 長 ……… 伊藤公雄

  理 事 長 ……… 菊 幸一

  理 事 ……… 石坂友司、大沼義彦、後藤貴浩、清水 諭、杉本厚夫、中江桂子、西山哲郎、
          前田博子、松田恵示、松村和則、山口泰雄、山下高行、依田充代

  監 事 ……… 小谷寛二、北村 薫

  顧 問 ……… 池井 望、井上 俊、亀山佳明、佐伯年詩雄、森川貞夫

日本スポーツ社会学会 委員会委員一覧(2013~2014年度)

  事 務 局 ……… 〇中江桂子、高尾将幸

  研究委員会 ……… 〇西山哲郎、松村和則、杉本厚夫、倉島 哲、原 祐一、高峰 修、坂なつこ

  編集委員会 ……… 〇松田恵示、石坂友司、依田充代、香山リカ、坂 なつこ、平川澄子、
             岡田光弘、舛本直文、海老島 均、水上 博

  国際交流委員会 ……… 〇山下高行、山口泰雄、大沼義彦

  広報委員会 ……… 〇清水 諭、前田博子、甲斐健人、原 祐一

  電子ジャーナル ……… 〇石坂友司、後藤貴浩

 (○は、委員長)

会則

1992年3月30日制定
2004年3月26日改定
2005年3月28日改定
2007年4月 1日改定
2011年6月25日改定
2012年3月18日改定
2013年4月1日改定
2014年3月21日改定
2015年3月23日改定

日本スポーツ社会学会会則

第1章 総則

第1条 本会は日本スポーツ社会学会(Japan Society of Sport Sociology )と称する。

第2条 本会はスポーツに関する社会学的研究を推進し、会員相互の交流を深めることを目的とする。


第2章 事業

第3条 本会は第2条の目的を達成するために次の事業を行う。

  • 1. 国内及び国際的学会大会の開催
  • 2. 研究会、講演会等の開催
  • 3. 機関誌、会報、会員名簿等の発行
  • 4. 研究に関する学際的及び国際的交流の推進
  • 5. 会員の研究に資する情報の収集と紹介
  • 6. 会員相互の親睦
  • 7. その他本会の目的に資する事業

第3条の2 本会の機関誌に掲載された著作物の著作権(「複製権」「公衆通信権」「翻訳権」「二次的著作物の利用権」などすべてのものを含む)は、本会に帰属する。

第4条 学会大会は年1回以上開催する。


第3章 会員

第5条 会員の種別は次の通りとする。

  • 1. 正会員:
  • スポーツ社会学あるいはこれに関連する諸科学の研究者及びスポーツの社会学的研究に関心を有する者は、正会員1名の推薦に基づいて、理事会の承認を得て、正会員になることができる。
  • 2. 賛助会員:
  • 本会の目的に賛同しその事業に協力しようとする、理事会より承認された団体及び個人は賛助会員になることができる。
  • 3. 学生会員:
  • 本会の目的に賛同し、その事業に関心を有する学生は、正会員1名の推薦に基づいて、理事会の承認を得て、学生会員になることができる。
  • 4. 購読会員:
  • 本会の目的に賛同し、スポーツ社会学研究を定期的に購読することを目的とし、理事会により承認された団体及び個人は購読会員になることができる。

第6条 会員は本会が編集刊行する機関誌、会報等の配布を受け、本会の行う事業に参加することができる。

第7条 所定の入会申込書を提出し、理事会の承認を受けた会員は、次の会費を納入しなければならない。

  • 1. 正会員 : 7,000円(年額)
  • 2. 賛助会員: 20,000円以上(年額)
  • 3. 学生会員: 4,000円(年額)
  • 4. 購読会員: 3,000円(年額)

第7条の2 ただし、第9条で定める顧問については会費を徴収しない。

第8条 会員で会費の納入を2年間怠った者は、理事会の決議によってこれを除名することができる。
第8条の2 本会は、本会の会員が、著しく本会の名誉を棄損する行為をしたことが明らかに認定された場合には、注意・勧告・除名等の処分を下すことができる。

第9条 退会を希望する会員は、書面をもってその旨を理事会、もしくは事務局に申し出なければならない。また、退会する者は、会費の滞納金があれば、滞納金を納めなければならない。


第4章 役員

第10条 役員の選出

  • 1. 本会の事業を運営するために、正会員の中から次の役員を選出する。
  •   会長 1名
  •   理事長 1名
  •   理事 若干名
  •   監事 2名
  •   顧問 若干名
  • 2. 役員の任期は2年とし、再任を妨げない。但し、任期終了にも拘わらず次期役員が決定されない場合は、役員決定まで引き続き前役員が会務を代行するものとする。
  • 3. 役員の選出に係わる細部については、理事会において定めた役員選出細則によるものとする。但し、この細則は総会の承認を得ることとする。 

第11条 役員の任務

  • 1. 会長は本会を代表し、会務を総括する。
  • 2. 理事長は理事会を総括する。
  • 3. 理事は理事会を組織し、本会の事業の推進と管理運営など会務を執行する。
  • 4. 監事は本会の会務を監査する。
  • 5. 顧問は本会の運営にかかわる重要事項について、会長および理事会の諮問に応じ、助言を行う。
  • 6. 本会は、本会の役職にある者が、著しく本会の名誉を棄損する行為をしたことが明らかに認定された場合には、その役職を解くことができる。


第5章 会議

第12条 本会の会議は総会及び理事会とする。総会は正会員をもって構成し、本会の運営に関する重要事項を審議決定する。総会の議案は、予め会員に知らせなければならない。

第13条 総会は会長が招集して、毎年1回開催する。但し、理事会が必要と認めた場合、もしくは正会員の3分の1以上の開催請求があった場合は、臨時総会を開催するものとする。

第14条 理事長は理事会を招集し本会運営のために会務を処理する。

  • 2. 理事会は運営の円滑化をはかるため、常任理事をおくことができる。


第6章 委員会

第15条 本会の運営を円滑に行うために、次の委員会を置き、理事がその委員長を務める。

  • 1. 編集委員会は、機関誌「スポーツ社会学研究」の編集を行う。
  • 2. 研究委員会は、プロジェクト研究や学会大会のシンポジウム等、研究に関する企画を行う。
  • 3. 国際交流委員会は、国際交流に関する事業を行う。
  • 4. 広報委員会は、会報の発行とホームページの運営等、広報に関する事業を行う。
  • 5. 本会は本会の必要と認める特別の委員会を、適宜、設置することができる。
  • 尚、それぞれの委員会は必要に応じて細則を別途定めることができる。


第7章 会計

第16条 本会の経費は、会費、寄付金及びその他の収入を持って支出する。

第17条 本会の会計年度は、毎年1月1日より12月31日までとする。

第18条 決算報告及び予算案は、総会において承認及び審議決定される。


第8章 事務局

第19条 本会の事務を遂行するために事務局を設ける。

第20条 事務局は会長が指名する担当理事の所属する研究機関におく。


付則

  • 1. 本会則は、総会において出席者の3分の2以上を得た決議により変更することができる。
  • 2. 本会の事務局は当分の間、一橋大学社会学部坂なつこ研究室と(有)創文企画に置き、学会業務を(有)創文企画内(東京都千代田区三崎町3-10-16田島ビル2F)にて行う。