特集:身体をめぐる/を通した統治を考える:健康・自己・公共性
特集のねらい
高尾 将幸

身体と食の公共性を奪うもの―2020年東京オリンピック・パラリンピックという社会的装置はいかに機能するか―
柄本 三代子

身体をめぐる大衆的想像力の現在―「パーツ」への注目、スポーツとビジネスの節合―
牧野 智和

「健康」語りの系譜からみた公共性とその現在
高尾 将幸

論文
小規模の運動部活動はいかにして存続するのか―生徒の分極化に着目して―
魚住 智広

日本女子サッカー選手の生活形態に関する研究―支援の質的位相をめぐって―
申 恩真

書評
坂上康博著『昭和天皇とスポーツ―〈玉体〉の近代史―』
佐々木 浩雄

中澤篤史著『運動部活動の戦後と現在―なぜスポーツは学校教育に結び付けられるのか―』
杉本 厚夫

海外文献紹介「スポーツ研究の国際動向把握に向けた基礎的検討」の報告(1)―IRSS掲載論文のタイトル一覧―
青野 桃子