特集:スポーツの「観戦・応援」論
特集のねらい
高橋 豪仁

スポーツ観戦空間再考―文化論的パースペクティヴから―
橋本 純一

スポーツ観戦者とフィールドとの距離によって変化するスタジアム体験―行動モデル―多母集団同時分析を利用したモデル比較を通じて―
上林 功

プロ野球の観客席にみる応援行動の変貌―統制・商業化・多様性―
永井 良和

応援文化論―文化装置としての応援空間―
瀬戸 邦弘

論文
子どものスポーツ活動をめぐる母親たちの社会関係資本―なぜ母親たちは「周辺的役割」を担い続けるのか―
宮本 幸子

ボディビルへと専心する人々の論理とその過程に関する研究―ボディビルダーの身体的次元に着目して―
堀田 文郎・松尾 哲矢

サーファーが環境保全を訴えるとき―千葉県長生郡一宮町の事例から―
宮澤 優士

書評
ウィリアム・W・ケリー著、高崎拓哉訳『虎とバット―阪神タイガースの社会人類学―』
高橋 豪仁

谷川建司著『ベースボールと日本占領』
永井 良和

申恩真著『女子サッカー選手のエスノグラフィー―不安定な競技実践形態を生きる―』
関 めぐみ

笹生心太著『「復興五輪」とはなんだったのか―被災地から問い直す―』
石坂 友司